真の神の日スピーチ

翻訳:Harry(サンクチュアリNEWSより引用)

 

創世記を読むとき、神様はエデンの園にいるアダムとエバに「生めよ、殖えよ、地を従わせよ」とお命じになりました。

 

全宇宙の創造者が主権をお与えになり、我が子であるアダムとエバに地に対する統治権の祝福を与えられたのです。創造の過程で、神様を支えた力強き天使長ルーシェルはこの相続を受けませんでした。彼は神の子の僕として仕えるべき身であり主人ではなかったのです。しかし、エバの堕落そしてアダムの堕落を通して神の子はその主権を失い、純潔と祝福を失いました。ルーシェルが主管性を転倒させ、天使の三分の一がその僕としての正当な位置を離れ、サタン(ルーシェル)と行動を共にして、人類の主人になってしまいました。彼らは神の子、神の家庭を奪い、夫と妻を奪い、神の血統と神の子孫、神の人々、神の国、神の王国を奪い取りました。

 

堕落の後、アダムとエバはいちじくの葉で下部を覆い、裸体を隠しました。彼らは裸でいることを気にかけませんでしたが、堕落の後、目が開け彼らはその生殖器を隠したのでした。盗みを働いたその手、あるいはその道具を隠す子供のように、アダムとエバはそれぞれの生殖器、すなわち彼らが罪を犯した部分を隠したのです。

 

天地人真の御父母様であられる真のお父様は再臨主、再臨のイエスとしてこの堕落の根を見つけ出しました。それはすなわち性的な汚れでした。

 

現代のインターネットによって、世界の支配者と、その公国、その権力があからさまになったことは驚くべきことではありません。彼らは積極的に共謀し、互いに資金を調達し合いながら中央支配、この世を支配する(世界)政府をもたらしました。ナチの協力者であったジョージ・ソロスを始めとして、クリントンなどの犯罪者、莫大な資産家、ロスチャイルド家などの者たちです。社会のあらゆるところにその猛毒の牙を刺し埋め込んでいます。それは主流メディア、テレビ、ハリウッド、シリコンバレーから全世界の超エリートたちを網羅しているのです。

 

彼らは国際的陰謀組織を形成する神とキリストを憎む、政治サタン主義者たちです。この者たちは「サタンに栄光あれ!」と直接的に宣言こそしませんが、彼らの政治イデオロギーはサタンの文化そのものです。中絶を通して胎児を殺し、公立学校とメディアを通して青少年の性的意識を過剰に高め、性別違和を正常だといいくるめ、女性・男性の区別などないと主張して子供たちを混乱させ、幼児性愛を「マイナー・アトラクション症候群」と言い換えて国連が認可したNGOにロビー活動をさせて市民権を得ようとしています。

 

多くの信用に足るオルタナティブ・メディアは、性奴隷売買、世界中の子供たちが性的に貶められている事実を明らかにしています。

 

この幼児の性奴隷売買ネットワークは、銀行家、ハリウッド、政府高官、世界の権力者といったスーパーエリートにつながっており、彼らを結び付けているものが、この世を支配する超エリート階級の間で共通のサタン崇拝であることが明らかになってきました。あたかもエデンの園で、最初の幼児性愛者ルーシェルが行ったごとく純粋な子供を性的に汚しているのです。

 

人間の堕落によるこの性についての根本原因が、再臨主、再臨のイエス、真の父である文鮮明師によって明らかにされました。

 

左翼の邪悪な陰謀団が世界を支配しています。かれらはマルクス主義、社会主義、共産主義、いかなるイデオロギー、いかなる宗教であれ、その集団統制主義を支援しているのです。イスラム急進派がその例です。

 

その目的は権力を集中させて、神の名のもと、子供と女性の性的搾取を正当化することです。強制力をもって徴税する政府がそこでは資源の中心点となります。誠実な方法で富を蓄えようとしないサイコパスたちは、押し寄せるようにしてこの新しい政治勢力に殺到し、集団で政府と法律によって互いをかばい合い、国民から奪い取った資産を手にするのです。彼らの権力が大きくなるにつれて、国民からもぎ取った資産は政府に吸い上げられ、エリート階級にわたるのです。

 

国民はやがて検閲され、力ずくで税金を奪われることになります。国民は武装解除され、人間牧場の国民から奪った税金からなる予算の拡大しか考えない肥大化の一途をたどる政府の官僚機構によって支配されてしまいます。国民は家畜のように扱われ、政府に逆らう者は社会から抹殺され、盗聴され、そして病気にかかった牛のように謎の死を遂げるのです。

 

オバマ政権下の合衆国政府と軍は心理学者を抱えこんで、「精神障害の診断と統計マニュアル」を公表させ、政府の正統性を疑うものを次々と「反抗挑戦性障害(ODD)」との診断を下して、標的にしました。このような医学を用いた専制はかつてヒトラーのナチスドイツが行ったことです。そこでは、ヒトラーの残酷な計画に反対する者たちを沈黙させ「入院」させたのでした。

 

ハリウッド、主流メディア、ITの巨人たち、グーグル、フェイスブック、ツイッター、アマゾン、シリコンバレー、そして映画産業、音楽産業、テレビ番組等々、これらが権力集中とエリートによる支配のために利用されているのです。マルクス主義の唱えた、分断-統治の作戦を実行することで、世界の人々が、小さな政府、主権、中央政府とスーパーエリート階級からの自由を唱えて団結することを妨げているのです。

 

エリートたちは性的不道徳、相対主義、家庭の破壊を押し進め、離婚と逸脱した性交渉を促進し、「女性の権利」「性別違和」「トランスジェンダー主義」の大義を掲げ、アンチ・キリスト教イデオロギーと、この世の霊的混乱、霊的カオスの最中(さなか)に罪なき赤ん坊を殺し続けています。言い換えれば、彼らは、世界にサタンの王国を宣布する政治サタン主義者なのです。

 

黙示録には善と悪の最後の戦いが記されています。キリストを信じるものはあざけられ、あなどられ、罵(ののし)りを受けて殺され、首を切られるとあります。それはまさに(ISによって)シリアで起こりました。一つの世界政府が全世界を支配する、そのなかで大いなるうめきと災いが今日も起こっています。

 

しかし、神様のみ言の中に私たちは希望と約束を感じ取ります。その約束は、黙示録3章と12章によると、キリストが「新しい名」をもって再臨されて、信じる者たちに最後の日に必要とされる、真の装具を与えられるというものです。

 

その第1のものは、私たちの主権と王家の血統、そして天の父が約束された相続を象徴する王冠です。これは詩編第2章8節と9節に明らかです。

 

「求めよ。わたしは国々をお前の嗣業とし地の果てまで、お前の領土とする。お前は鉄の杖で彼らを打ち 陶工が器を砕くように砕く」

 

イエス様は黙示録3章11節でこう語られています。
「わたしは、すぐに来る。あなたの栄冠をだれにも奪われないように、持っているものを固く守りなさい」

 

イギリス女王、ヨーロッパやアフリカ、そしてアジアの王を世界はどう見ているでしょうか。それに比べればあなたや私は農夫か奴隷のように見えるでしょう。しかしロマ書8章17節にあるように、私たちは万王の王キリストの共同相続者です。

 

私たちは王の血統に基づく王権を要求します。私たちは正当性を持たない狂った者のように思われ、カルトのメンバーだと呼ばれています。

 

神様は神の王国をどのように治めるか定められました。黙示録第2章27節に記されています。
「彼は鉄の杖をもって彼らを治める。土の器を打ち砕くように。同じように、わたしも父からその権威を受けたのである」

 

黙示録第12章5節ではこう記されています。
「女は男の子を産んだ。この子は、鉄の杖ですべての国民を治めることになっていた。子は神のもとへ、その玉座へ引き上げられた」

 

黙示録第19章15節、
「この方の口からは、鋭い剣が出ている。諸国の民をそれで打ち倒すのである。また、自ら鉄の杖で彼らを治める。この方はぶどう酒の搾り桶を踏むが、これには全能者である神の激しい怒りが込められている」

 

鉄のつえはキリストが用いる装具であるとともに神の永遠の王国の相続者に求められそして与えられるものです。神様はすべての男女に義務として課されたものが鉄のつえによる統治であり、王家の冠と鉄のつえを求めておられます。鉄のつえとは現代版マスケット銃(訳注:アメリカ独立戦争の際にアメリカ人がこの銃を使った)である、AR-15ライフルです。

 

神の王国の相続者として世界の善良な人びとが鉄のつえの力を支配するとき、ガンのような犯罪行為と独裁政府がその横行をやめ、おののきと共に打ち砕かれるのです。

 

おおかみは鉄のつえをその手に持つ羊飼いを恐れます。具体的に「鉄のつえ」を所有するという簡単なことで侵略者、サイコパス層に恐怖を抱かせるのです。一方、羊は羊飼いによって安らぎを得ます。詩編23章が記すように、「死の陰の谷を行くときもわたしは災いを恐れない。あなたがわたしと共にいてくださる。あなたの鞭、あなたの杖 それがわたしを力づける」のです。

 

善良で自由な民が「神を愛し、隣人を愛する」というキリスト教の価値観をもち武力の行使を主管するとき、そこに平和があります。神を畏れる善良な民が武装権を自由に行使するとき、悪は退くのです。
鉄のつえの権能が政府に独占されず、正義の民の手にあるときこそ、人びとは繁栄し豊かで互いに守り合い、双方が利益を得る企業体、そして人類を創造できるのです。

 

神の王国は愛と正義と寛大な法を持つ王国です。世界を鉄のつえの統治によって(羊飼いのように)導きます。キリストによる専制支配ではありません。もしそうであるならば昨日も今日も永遠に変わらない神様のみ言に反するのです。

 

アダムとエバの神様は人類に自由意志を与えられました。神様を憎み反逆することを選ぶ結果をも許容するほどに人間の自由意志を尊重されました。神様は悲しみと共に人類に悔い改めるよう呼びかけられました。旧約聖書に登場する預言者をとおして御自分のもとに帰るように訴えられました。神は、その独り子イエスキリストをお与えになったほどに世を愛されました。独り子を信じる者が一人も滅びないで、永遠の命を得るためです。神は世を愛されるがゆえに、キリストの王国が到来するときその国はキリストと共にその共同相続者とともに鉄のつえで治められます。

 

マタイ第19章にこうあります。
「人の子が栄光の座に座るとき、あなたがたも、わたしに従って来たのだから、十二の座に座ってイスラエルの十二部族を治めることになる」

 

また黙示録第20章4節から6節にはこう記されています。
「彼らは神とキリストとの祭司となり、キリストと共に千年の間、支配する」
マタイ第25章には「羊飼が羊とやぎとを分けるように、彼らをより分け、羊を右に、やぎを左におくであろう」そして羊に力を与えられるのです。


神の永遠の王国は、信仰者にとっての社会主義的な福祉国家ではありません。
神の王国は、キリストと共に治める王と王妃がキリストより与えられた権能と責任をもち、鉄のつえでキリストと共に統治する王国です。鉄のつえの権能を神の国のすべての市民に分かち与えることにより、神様は邪悪を制圧し、神様の忠実で神聖な子供、王統を継ぐ者としてわれわれに託された集団的な力によって、サタンが身を震わすほどに打ちすえます。

 

マタイ第25章(33節~)はこう記します。
「羊を右に、やぎを左におくであろう。そのとき、王は右にいる人々に言うであろう、『わたしの父に祝福された人たちよ、さあ、世の初めからあなたがたのために用意されている御国を受けつぎなさい」
キリストは決して権力を自分に集中させた独裁的暴君として神の国を治めるのではありません。神様は、政治サタン主義を実践する独裁者、過去の君主等のような方ではないのです。

 

真の天地の王は、私たちに共同後継者、共同相続者になるように呼びかけておられます。万王の王、主の主の血統を継ぐ者であることを悟ることで、ともに生命、自由、愛、善を守る者となり、王国と国民、そしてその文化、文明を守る防御の装具として鉄のつえを受け取るよう呼ばわっておられるのです。

 

テモテ二第3章3節4節にこう記されています。

「キリスト・イエスの立派な兵士として、わたしと共に苦しみを忍びなさい。兵役に服している者は生計を立てるための仕事に煩わされず、自分を召集した者の気に入ろうとします」

 

兵士という言葉は、ギリシャ語でストラティオーティス(στρατιώτης)といい、文字通りに訳せば、「軍人」「戦いの闘士」です。私たちは闘士として召命され、ペトロ一第5章4節にいう「大牧者」、キリストに似た者として呼ばれました。キリストはポイマイノ、すなわち愛と正義を携えた羊飼い、牧者として神の王国を導かれるのです。そして同時に鉄のつえの権能を持ち、邪悪なものを打ちすえます。

 

人類が当然のように自由と名誉をもって暮らすことができ、キリストを中心とした倫理観で困窮する者たちを助けて自立する力を与え、胎児の生きる権利を守り、神のもとでの結婚と親子の強い絆を奨励する、そしてその全体が神様を愛し隣人を愛する、平和警察・平和軍で近隣と街を守り、適正な手続きを通して邪悪な文化、政治サタン主義を破壊し根絶やしにする、そして創造主、神様の似姿として造られたすべての人間に、奪うことのできないものとして与えられた人権を守る国、それが神の王国です。

 

私たち自身から始めましょう。キリストを主、救い主、父そして指導者として生活の中に受入れ、心を強く持ち、他者を守る願いを心深く持ち、国内外の敵から神の王国とその憲法を守る責任を負うために必要とされる高潔な人格を涵養し、天の父と、父が送られたキリストに栄光をお返ししましょう。キリストの王統は、天一国の王、王妃とともに立ち、神の国がこの地を覆い、義と正義そして真理を地球の果てまでもいき渡らせるでしょう。そうすることによって、神の王国は永遠の王国になるのです。

 

アーメン、アージュ。

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