カゴメ歌に秘められた謎を発表します。カゴメ歌は昭和の中頃まで、子供たちが手をつなぎこの歌を歌いながら、真ん中の鬼に真後ろの子供の名前を当てさせるという遊びで使われていました。わらべ歌です。しかしカゴメ歌は神霊家の間では予言歌とされています。また今まで一貫して解明できた内容はありませんでした。ではまず歌詞を見てみましょう。「カゴメカゴメ かごの中の鳥はいついつ出やる 夜明けの晩に 鶴と亀が滑った 後ろの正面誰?」
①「カゴメカゴメ」とは?
カゴメは正六角形の図形 を意味し、正三角形を上下組み合わせた即ちダビデの星、六芒星 の頂点を結んだものです。歌はいついつ出やると聞かれていますので、図形を指しているのではなく、六角形、ダビデの星に象徴される人格的存在を意味しております。ダビデの星に象徴される人格的存在といえば真っ先に、ダビデの子と呼ばれたイエスキリストを思い浮かべますが、時代設定はイエス以降の歌なので、これは黙示録に書かれている七つの封印を解くダビデの若枝、即ち再臨されるキリスト、再臨主を意味します。よって「カゴメカゴメ」とは「再臨主よ再臨主よ」と尋ねていることになります。
②「かごの中の鳥はいついつ出やる」とは?
かごの中の鳥とは自由でしょうか?とても不自由な状態を比喩しています。かごから出たがっています。ですからカゴメに「鳥はいつ出るのですか?」と聞いています。上記のカゴメが図形ではなく人物を比喩しているならば、この鳥も人物を比喩している可能性があります。それはこの歌を最後まで解明した時にうなずけます。ここで興味深いのはこの歌の中に一羽の鳥が登場します。鶴です。従って「かごの中の鳥はいついつ出やる」とは、鶴に比喩される人物がとても不自由を感じていて、今までの状況から脱出したいという意向を示しています。かごは竹で編んだ時に網目がカゴメ型になることから、かごはカゴメに比喩される再臨主に係るものであり、即ちその理念意向を意味します。鶴に比喩される人物はその理念意向を、不自由なかごに閉じ込められているように感じられ、出たかったのでしょう。
③「夜明けの晩に」とは?
鳥がいついつ出やると聞かれましたので、カゴメは答えました。それは夜明けの晩ですと。夜明けを曙光が射す天国の始まりとみれば、夜が明ける前の晩は、天国が始まる直前を指します。
④「鶴と亀が滑った」とは?
鶴と亀といえば縁起物として結婚式を意味し、鶴が新婦を、亀が新郎を意味します。このことからも②の鳥は人物を比喩しているとみることができます。では亀とは?なんとよく見れば亀の甲羅には亀甲紋があり、六角形即ちカゴメ型があります。結局亀もカゴメで比喩される再臨主を意味します。従って鶴は再臨主の花嫁を意味します。ところが鶴と亀が滑ってしまったということは、鶴と亀で象徴される再臨主とその花嫁の結婚式、あるいはその結婚関係が破たん状態に陥ることを意味します。それは夜明けの晩であり天国を目前にして起こります。鳥に例えられた鶴に象徴される花嫁は、今までの再臨主の理念意向に反しそのかごの圏外に出てしまうということです。
⑤「後ろの正面誰?」とは?
このように再臨主ご夫妻が破たん状態に陥ってしまった状況でつづられた、次の「後ろの正面誰?」とは、当然その再臨主の後継者を示します。後ろとは真後ろの方向という観点ではなく、文字一つ一つを見たとき、後ろ、正しい人(面、顔)と読めます。そしてその「後ろの正しい人」とは再臨主の後継者であり男子継承なので兄弟の中に絞られます。そしてその後ろとは、すなわち最も後ろの息子を意味します。その息子が正しい人、後継者、さてそれは誰でしょうと再臨主が尋ねて歌は終わっています。
⑥まとめ
このようにカゴメ歌を分析いたしますと、意味が終始一貫していることが分かります。カゴメや亀は再臨主である文鮮明氏を意味し、かごはその理念意向を意味します。鳥,鶴は鶴の文字が入っている文氏の花嫁である韓鶴子氏を。そして二人は人類の真の父母と呼ばれていましたが、二人の息子七男の文亨進氏が「沈黙を破って」と題して発表した如く、その内容が事実であるとすれば、そのように悲劇的な状況になってしまった場合は最も後ろの息子、文亨進氏に従いなさいとカゴメ歌は説いています。日本にはいっぱい神様の隠された経綸があります。
2016年7月16日 記
カゴメ歌第1弾で、「カゴメ歌は神霊家の間では予言歌とされている」とお伝えしましたが、次のような神霊家啓示のブログがありますので要約し紹介します。
「日本海溝と小笠原海溝が接してくの字の形となり、そのくの字の頂点から大地に亀裂が生じ、地下深奥400から600キロメートルを真鶴(まなづる)半島に向かって進んでいるということです。亀裂の亀が真鶴の鶴に裂け目となって向かって進んでいるので、カゴメの時節到来、それは真鶴から始まると表現しています。亀裂が生じ鶴と亀が滑ってしまった場合、後ろの正面誰は富士山と発表しています。」
伊勢―白山道 2016年8月4日のブログより
自然界も明かすカゴメ歌の真意
七男文亨進氏が「沈黙を破って」と題して発表した如く、その内容が事実であるとすれば、カゴメ歌第1弾で解明したように上記の亀裂の亀は文鮮明氏を。真鶴半島は真の母こと韓鶴子氏の真と鶴を。亀裂の裂は二人の関係に分裂が生じている事を暗示しています。
ブログではそうなった場合、「後ろの正面誰」は富士山ということですが、ここに文鮮明氏の興味深い発言があります。
富士山は「父子の山」と語られ「日本人で親子関係の山と思ってあげた人は誰もいないだろう?」とも語られました。このことから、この父子の父は文鮮明氏を、そして子はその後継者、父子一体となった息子文亨進氏となります。カゴメ歌第1弾で解明した結論と完全に一致してまいります。
現実の自然界は、相模湾や真鶴半島を震源とする大地震や富士山の噴火という現象を見せるかもしれません。それは天意に外れてしまった場合の審判となるのでしょう。
しかし私達は自然界の現象だけではなく、何故その様になるのか裏に秘められた原因を分析して、できる限り多くの人を助け大難を小難に防がなければなりません。自然界が示すこの神霊的啓示は、「沈黙を破って」の内容の如く、文鮮明氏と韓鶴子氏の結婚関係に分裂が生じていることを暗示し、さらにそうなってしまった場合は、「後ろの正面誰」こと、富士山、父子の山、文鮮明氏の使命を引き継いだ文亨進氏に着いていきなさいと暗示しているように思えます。
これが事実であるとすれば一早く、係る人達がこの真実に目覚め、天意に沿った正しい信仰に戻ってくださることを心から望むものであります。そのためにはまず「沈黙を破って」をご覧ください。
2016年8月8日 記